あれもエコ これもエコ たぶんエコ きっとエコ?

 
テレビを見ているとなんでもかんでもエコにこじつけてPRしているみたいなのがある。20年以上昔なら「省エネ」と言っていたようなものだが・・・。景気低迷でモノが売れなくなったから、「エコ」というのは買う気にさせる一種の呪文なんだろう。そして本当に省エネになるかは、別の問題というか・・・とにかく買う気にさせるのが狙いだろう。結果的にエコでなくても・・・(そこまで気にしている人はいないか?)

知り合いが高級車と言われるレクサスのハイブリッドに何ヶ月か前に乗り換えたのだが、話を聞くとこの車、運転していてバッテリーが滅茶苦茶重く感じるという。そのせいか、燃費だってそれ程よくないのだが、(燃費を気にする人ではないので・・・)。本当のところ、前に乗っていた同じレクサスの方が快適だったと話していた。因みにわたしは自転車がメインだが、大体10km以上遠い時や、自転車で運べない荷物があるときだけ軽自動車を使用している。

物理的に物体は加速時にエネルギーが必要だから、省エネにするには軽くするのが一番いいわけだが、ハイブリッドという複雑な構造になると、それが難しいと思う。特にバッテリー!!!。まあ、部品メーカーを守るために、なんでもかんでも車に詰め込んで、びっくり箱(?)にしてまったといったところではないのか。

またもし燃費がよくなっても、そのために他の見えない所でエネルギーを消費していたのでは、意味は無い。というか返って逆効果だろう。電気自動車は排ガスは出ないが充電用の電気を作るのに二酸化炭素が排出される。しかし消費者はガソリンエンジンの自動車ほどそれを実感できないで二酸化炭素を排出することになる。これは落とし穴になりえると思うが・・・。原子力発電も増え、事故も珍しくなくなってしまったが、放射性廃棄物の問題はいったいどうなるのか?。電気って本当にエコなのか?。アモルファスシリコンの太陽電池だって、工場がなければ出来ないのだが、工場稼動のためのエネルギーは?、二酸化炭素排出量はどのくらいなのか?。メディアの放送はいつも単一的で、消費者を盲目的に扇動しているように見えるのだが・・・・

家庭の電気製品も増えた。コンセントの数も30年前なら、一部屋に4個もあれば足りたのだが、今では10個あっても足りない有様。省エネになったというエアコンも全部の部屋につければ、昔一部屋で間に合わせていた時以上に電気を消費することになって当然だろう。

リーマンショックのあと、販売不振で自動車工場が操業時間を短くした時、電力消費がかなり減少したらしい。今のこの文化的システムと経済は、エネルギー消費が増加しないとやっていけない仕組みになっているようだ・・・。

ガソリンが高騰した時、多くの人がマイカー使用を自制したが、安くなればまた車に乗る。さらにETC割引で遠くまで行く。結果、景気?が良くなる。そして二酸化炭素排出量はまた増える。といった具合に・・・

日本のエネルギー消費量は、アメリカや中国に比べれば少ないが、人口と国土面積からすれば一概に喜べるようには思えない。夏本番はまだまだこれからだがマイ扇風機で乗り切ろうと思う。


(今回参考にした資料)
現実に日本のエネルギー消費量が減ったのか、気になって検索してみた。

資源エネルギー庁
http://www.enecho.meti.go.jp/topics/energy-in-japan/energy2008html/japan/index.htm

増大する日本のエネルギー消費量(東北電力)
http://www.tohoku-epco.co.jp/electr/genshi/shiryo/needs/01.html

4-1 日本における温室効果ガス排出量の推移(1990~2007年)

5-1 家庭からの二酸化炭素排出量(世帯当たり、燃料種別、用途別/2007年)

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